Appleには、iPhone、iPad、MacBook Air、MacBook Proといった、定評のある製品があります。しかし、同社にはまだまだ事業拡大の余地があります。たとえそれが既存の2つの製品ラインをつなぐ架け橋に過ぎないとしても。
そして、どうやら今まさに「Mac Studio」と呼ばれる新製品が話題になっているようです。将来的には名称が変更される可能性もありますが、 9to5Macの報道によると、今のところはそう呼べるようです。その報道によると、Mac StudioはMac miniとMac Proの中間のような製品とのことです。どちらの製品も置き換えるものではなく、独自のカテゴリーに属する製品となるようです。
報道によると、Appleは現在、この製品の2つの異なるバリエーションを開発中とのことです。1つ目は、昨年末に発表された14インチおよび16インチMacBook Proの刷新版で導入されたM1 Maxプロセッサを搭載しています。もう1つは、M1 Maxよりもさらに強力なプロセッサを搭載するようです。しかし、そのプロセッサの名称がどうなるのか、あるいはAppleがこの特定のデバイスにそのチップを採用するかどうかは、まだ不明です。
小型のMac Proについては過去にも噂がありました。今回のニュースは、Mac Studioがまさにその小型Mac Proであり、大型のMac Proと並んで販売される可能性を示唆しています。
まだ公式発表はなく、このレポートでは詳細が不明です。最終的なデザインがどうなるのか、価格はいくらになるのか、標準スペックはどうなるのか、まだ分かりません。しかし、少なくとも開発が進んでいることは分かっており、Appleブランド製品の噂に関しては、昨日よりも状況が好転しています。
噂によると、新しいMac Studioは3月のイベントでは発表されない可能性が高いとのこと。むしろ、今年の世界開発者会議(WWDC)でデビューする可能性が高いようです。
関連ニュースとして、AppleはStudio Displayと呼ばれる全く新しい外付けディスプレイを開発中と報じられています。このディスプレイは7K解像度とApple Siliconチップを搭載するようです。AppleはMac StudioとStudio Displayを、相性の良いコンパニオンデバイスとして販売する可能性が高いでしょう。