TechCrunchの最新レポートによると、Appleはキーボードアプリを開発するスタートアップ企業Dryftをひっそりと買収したという。同サイトによると、買収は昨年中に行われたとのことだが、契約の金銭的条件はまだ明らかにされていない。
TechCrunch によると、2013 年の Disrupt スタートアップ バトルフィールド コンテストでファイナリストに残った Dryft は、ユーザーがデバイスのディスプレイに指を置いたときにのみ表示されるカスタム モバイル キーボードで有名になった。
Appleは買収を認め、「Appleは時折、小規模なテクノロジー企業を買収します」という定型的な回答を提示した。LinkedInによると、Dryftの最高技術責任者であるランディ・マースデン氏が現在、Apple社内のキーボードチームを率いているという。
AppleがDryftを買収したのは、資産のためなのか、それとも人材のためなのかは不明だが(Marsden氏はSwypeの共同創業者でもある)、いずれにせよAppleはDryftの力を必要としている。AppleはiOS 8でモバイルプラットフォームをカスタムキーボードに対応させたが、iOS標準キーボードはここ数年、形状も機能も比較的停滞したままだった。
出典: TechCrunch