Facebook は広告戦略を強化しようとしているようだ。同ソーシャル ネットワークが最近、元 Apple のマーケティング担当役員を雇用したとの報道が出ている。
AppleでiPhone、iPad、iPodシリーズなど数々の注目プロジェクトに携わったレベッカ・ヴァン・ダイク氏は現在、Facebookのグローバルマーケティング責任者を務めている。
この動きは、いくつかの理由で興味深い。一つは、Facebookは実際にはそれほど多くのマーケティングを行っていないからだ。これまでそうする必要がなかったからだ。そしてもう一つは、ヴァン・ダイク氏がどのような経験をFacebookにもたらすことができるかだ。
以下は、レベッカの最近の AdAge とのインタビューからの抜粋です。
「[iPhone]は、消費者の感覚やユーザーエクスペリエンスに基づいて、外側から内側へと作られました。彼はエンジニアたちにiPhoneを渡して、『ここにフィットするようにしてくれ』と言いました。何よりもまず、ユーザーエクスペリエンス、そして顧客にとって何が重要かが重要だったのです。」
Appleはヴァン・ダイク氏に、顧客がアナログ体験とデジタル体験を区別していないことも教えてくれた。「Appleストアのレジプロセスは驚くほど素晴らしいんです」と彼女は言った。「お客様は『素晴らしいテクノロジー体験だった』とは思っていません。『素晴らしい体験だった』と感じているのです。それが私たちのすべての目標です。」
Facebookは最近ユーザー数が8億人を突破したばかりで、ヴァン・ダイク氏のユーザーエクスペリエンスに関する知見は同社にとって大きな力となるでしょう。また、同社が将来的にハードウェア事業への参入を検討しているという噂も流れています。興味深いですね。
[EdibleApple、ModMyi経由]
