基調講演前のほぼ恒例となっているように、『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、Apple が明日新しいストリーミング音楽サービスを導入するという長年の噂を確認したという記事を掲載した。
報道によると、アップルは明日の朝の基調講演で新サービスを発表する予定で、10年前のiTunes Music Storeの立ち上げ以来、音楽業界との最も野心的なコラボレーションとなるという。
WSJからさらに以下の記事を引用します。
待望の新サービスは米国のみで提供される予定で、ユーザーは自分の興味に基づいたラジオ風の音楽チャンネルをストリーミング再生できる。事情に詳しい関係者によると、AppleのiAdサービスによるテキスト広告と音声広告が配信される。ダウンロードを促進するため、「購入」ボタンも設置されるという。
これは、月曜日に始まるAppleの年次開発者会議のハイライトとなり、9月頃に発売されると予想されています。関係者によると、Appleはここ数週間で、Vivendi SA傘下のUniversal Music Group、Access Industries Inc.傘下のWarner Music Group、そしてソニー株式会社傘下のSony Music EntertainmentおよびSony/ATV Music Publishingと契約を締結しました。
報道によると、ストリーミングサービスに関する協議は1年以上前に始まり、長引いたためAppleはサービス開始を延期せざるを得なかったという。そして当然のことながら、Googleが先月音楽サービスを開始したことで、両者の交渉は再び白熱した。
また、当然のことながら、同紙によると、協議は主にレーベル幹部と、Appleのインターネットソフトウェア・サービス担当SVPであるエディ・キュー氏との間で行われたという。キュー氏は10年前にiTunesの立ち上げに貢献し、強力な交渉者としての評判を築いてきた。
メディアが「iRadio」と名付けたこのサービス自体については、期待できるものがかなり分かってきたようだ。報道によると、無料で広告収入を得て、AppleのGenius技術を使ってPandoraのような形で音楽を再生するという。
その他の詳細は、ティム・クックCEOと同社幹部が明日モスコーニ・ウェストのステージに登壇するまでお待ちください。Appleの基調講演は太平洋標準時午前10時開始予定で、iDBは終日ライブですべての発表内容をお伝えします。
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