iPhone iOS 4.2.1 をダウングレードする方法

最近iPhoneをiOS 4.2.1にアップデートしたとしましょう。様々な理由から、すでにこのアップデートを後悔しているかもしれません。iPhone 4.2.1を以前のiOSにダウングレードすることは可能ですが、ダウングレード先のiOSのSHSH BLOBファイルを保存しておく必要があります。

念のためお伝えしますが、ダウングレード先のiOSのSHSH BLOBファイルが保存されていない場合は、ダウングレードできません。回避策はありません。そこで、 iPhone iOS 4.2.1を4.1、4.0.2、4.0.1 、または4.0にダウングレードする方法をご紹介します。

ダウングレードプロセス中、iPhoneはAppleのサーバーに接続してファームウェアに署名し、ダウングレード可能であることを確認します。新しいファームウェアがリリースされると、Appleは以前のファームウェアへの署名を数日間延長し、その後は署名を停止します。つまり、技術的には、それ以上ダウングレードすることはできません。

秘訣は、iPhoneがAppleのサーバーと通信していると思い込ませることです。実際には、SHSH BLOBが保存されているSaurikのサーバーと通信しているのです。まさにそれをやってみましょう。

Windowsの場合の手順1：管理者権限でログインしていることを確認してください。C :/Windows/System32/drivers/etcに移動し、メモ帳で「hosts」ファイルを開きます。ファイルの一番下に次の行を追加します： 74.208.10.249 gs.apple.com

ファイルを同じディレクトリに保存します。

Macの場合の手順1： Finderで「移動」＞ 「フォルダへ移動」を選択し、「/etc」と入力します。「 hosts」ファイルを検索し、右クリックしてテキストエディットで開きます。ファイルの一番下に次の行を追加します： 74.208.10.249 gs.apple.com

「名前を付けて保存」をクリックして、編集したファイルをデスクトップに保存します。ファイル名を「hosts」にし、「拡張子が指定されていない場合は.txtを使用する」というチェックボックスをオフにしてください。編集したファイルを/etcにドラッグ＆ドロップします。

ステップ 2:ダウンロードセクションからダウングレードするファームウェアをダウンロードします。

ステップ3： iPhoneをDFUモードにします。iTunesを起動し、iPhoneを電源に接続します。ホームボタンとスリープボタンを同時に10秒間押し続けます。ちょうど10秒経過したら、ホームボタンを押したままスリープボタンを離します。iTunesがリカバリモードのiPhoneを検出したというメッセージを表示するまで、ホームボタンを押し続けます。

ステップ4： Optionキー（Macのみ）またはShiftキー（Windowsのみ）を押しながら、iTunesの「復元」ボタンをクリックします。ダイアログボックスがポップアップ表示され、ステップ2でダウンロードした、ダウングレード後のファームウェアを選択できます。

ステップ5： iPhoneにエラーが表示される場合があります（例：エラー1004または1015）。これは正常な動作なので、慌てずに「OK」をクリックしてください。

ステップ6： iPhoneはリカバリモードになり、「iTunesに接続」のロゴが表示されます。この状態から抜け出すには、TinyUmbrellaをダウンロードしてインストールし、起動して「リカバリを終了」をクリックしてください。