今年初め、ドイツの裁判所はAppleに対し、iCloudのプッシュメールサービスを同国で無効化するよう命じる仮差し止め命令を下した。これは、Appleがこの機能に自社の特許技術を使用していると主張したモトローラの訴訟が直接の原因となっている。
さて、iPadメーカーにとって事態は今日さらに悪化しました。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、ドイツの地方裁判所がAppleのiCloudサービス禁止の判決を支持し、進行中の特許戦争においてモトローラに実質的に勝利をもたらしたとのことです…
マンハイム地方裁判所は、モトローラ・モビリティが提起した特許訴訟において、Appleがデバイス上のメールを同期するサービスを提供することを禁じた先の判決を支持した。裁判所はAppleに対し、モトローラ・モビリティに損害賠償を支払うべきだと述べたが、金額は明らかにしなかった。
もちろん、Appleはこの判決に対していつでも控訴できる。しかし、二人の判事が既に同じ判決を下しているという事実は、控訴という選択肢にとって好ましい兆候ではない。ティム・クックは財布を取り出す必要があるだろう。
更新： Appleは本日の判決に関してAllThingsDに声明を発表しました。
これは、モトローラが既に別のApple関連会社に対して提起した訴訟と同じであり、今回の判決は製品の入手可能性に影響を与えるものではありません。ドイツのお客様は、ご希望のiPadまたはiPhoneを問題なく入手できるはずです。しかしながら、当社は今回の判決に異議を唱え、控訴する予定です。
