ウォール・ストリート・ジャーナル紙は月曜日、アップルが噂している電気自動車プロジェクト「プロジェクト・タイタン」の開発を加速させており、同社は現在、2019年を出荷予定日としている、と報じた。
実際、アップルは、カリフォルニア州の2つの政府関係者グループとの会合を含め、アップルブランドの自動車の実現可能性を1年以上調査した後、噂の電気自動車を社内で「コミットされたプロジェクト」に指定している。
「プロジェクトのリーダーたちは、600人からなるチームを3倍に増やす許可を得た」と事情に詳しい関係者は同紙に語った。
興味深いことに、記事によると、Apple は現時点では初の電気自動車を完全自動運転にする計画はないが、その機能は「製品の長期計画の一部」であるとのこと。
この報道は、秘密の電気自動車が「研究室から出荷される準備が整った」と主張したガーディアン紙の3日前の記事に続くものだ。
同プロジェクトには現在、正式なエンジニアリング・プログラム・マネージャーがおり、Appleは「ハードウェアとソフトウェアのエンジニアのチームの作業を調整する」方向に動いていると、先週の英国紙が報じた。
アップルの幹部は先月、カリフォルニア州の車両管理局(DMV)の職員と会合し、「DMVの自動運転車規制を見直す」予定だった。
ガーディアン紙は別の報道で、アップルが自社の自動車の路上テストを行うためにカリフォルニア州ゴーメンタム駅の民間施設のテスト場を秘密裏に借りたと伝えた。
iPhoneメーカーは自動車業界から数人の著名な幹部を雇用しており、BMWの幹部と会って技術や製造面での協力の可能性について話し合った模様だ。
出典:ウォール・ストリート・ジャーナル