AT&Tは、同社の新しいライブストリーミングサービス「WatchTV」を正式に開始しました。iOSおよびApple TVをご利用のAT&Tユーザー向けに提供され、同社の最新モバイルプラン「Unlimited &More」または「Unlimited &More Premium」をご利用の方には無料のアドオンとして提供されます。また、AT&T以外の携帯電話プランをご利用のお客様は、月額15ドルでご利用いただけます。
今月初めに発表されたWatchTVは、速報ニュースや映画チャンネルなど、30以上のチャンネルをライブストリーミングで視聴できます。スポーツ番組は含まれていません。また、オンデマンドで視聴できるタイトルは15,000本あります。
Unlimited &More プレミアム プランでは、HBO、Showtime、Cinemax、Starz、Amazon Music Unlimited、Pandora Premium、VRV などのプレミアム サービスのいずれかをサブスクリプション プランに無料で追加することもできます。
WatchTVには、スポーツ番組の不足以外にも3つの制限があります。まず、クラウドDVR機能がありません。次に、同時にストリーミングできるデバイスは2台までです。さらに、ローカルチャンネルもありません。
WatchTV は、iOS と Apple TV のほかに、Android、Amazon Fire TV、Google Chromecast でも利用できます。
これは誰のためのサービスなのでしょうか? AT&T は DirecTV (そしてもちろん DirectTV Now) も所有しているので、同社がなぜ WatchTV のようなものを立ち上げるのか疑問に思うのも当然です。
5月、タイム・ワーナー買収の米国での承認を受ける直前、AT&TのCFO、ジョン・スティーブンス氏は次のように説明していた。「AT&T Watchは非常にローエンドで、非常に機能の薄い製品群になるだろう。」
この点については私も同意しますが、顧客獲得を狙うライブストリーミングパッケージの数が増えていることを考えると、混乱は依然として続くでしょう。とはいえ、スキニーバンドルの人気は高まっているので、AT&Tの動きには一理あると思います。
WatchTVの詳細については、AT&Tのウェブサイトをご覧ください。WatchTVアプリはApp Storeからダウンロードできます。
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