Appleの新型M7コプロセッサ向けのフラッグシップアプリが、ついにApp Storeでダウンロード可能になりました。AppleがiPhone 5sの発表に合わせて披露したアプリ「Nike+ Move」は、数時間前に公開されました。
ナイキがアップルとこれほど緊密に連携し続けることで、一体何の利益があるのかと疑問に思う人は多い。特に、ナイキが今や競合製品とも言える製品を販売している現状ではなおさらだ。しかし、アプリを試してみると、その疑問の答えはすぐに明らかになる。
Nike+ Moveには好奇心旺盛な人を飽きさせない機能が満載ですが、基本的には巨大なNikeの広告です。アプリ内には、Nikeの他のApp Storeサービスの広告や、Nikeのスタンドアロン型アクティビティトラッキングハードウェアであるFuel Bandの広告も表示されます。
では、Apple の新しい M7 の何が特別なのでしょうか。そして、なぜこれほど多くの開発者がそのログデータを利用することに興味を持っているのでしょうか。クリスチャンは以前の M7 関連の投稿で詳しく説明しています。
M7 は 64 ビットの A7 チップに比べて少なくとも 6 分の 1 の電力しか必要としないため、A7 パッケージとは独立して加速度計、ジャイロスコープ、コンパス センサーからのデータを記録することができ、大幅な電力節約が可能になります。
アプリ自体は、移動場所や移動方法などの基本的な機能を備えており、そのデータを友人と共有することもできます。Nike+ Moveは、最新ハードウェアのフラッグシップ機能を搭載しているにもかかわらず、実際に使ってみるとかなり平凡な印象です。確かに、低消費電力のチップでこれだけのデータを取得できるのは素晴らしいのですが、同じような道を歩んできたことがあるような気がしてなりません。
前述の通り、Nike+ MoveはM7の登場が遅れて、流行遅れとなりました。他社はとっくの昔に低消費電力の波に乗っており、健康・フィットネストラッキングアプリのArgusがその先駆けとなりました。
繰り返しになりますが、Nike+ Moveアプリは現在App Storeからダウンロード可能です。新しいiPad AirはiPhone 5sに続きM7コプロセッサを搭載した2番目のデバイスですが、iPadのフォームファクタを考えると、当初は対応アプリの数はそれほど多くないでしょう。もし試してみることになられたら、他のフィットネストラッキングアプリと比べてどうだったか、ぜひご意見をお聞かせください。