ウォール・ストリート・ジャーナルに、iBooksのページに広告が掲載される可能性に関する記事が掲載されました。この厄介なアイデアは単なる憶測に過ぎませんが、Appleの最新技術であるiAdsを考えると、検討する価値はあります。
読者は小説を何年もかけて読み返すのが通例であるため、書籍は広告プラットフォームとして映画やテレビよりもはるかに大きな影響力を持つでしょう。iBooksは、購入者がデバイスに保存しておく限り存在しますが、占有するスペースが限られていることを考えると、それは長期間になる可能性があります。Appleは、このプロセスにおいて出版社と開発者という二つの役割を担うことになります。iDBが報じているように、iPhoneはスマートフォン広告の聖地です。電子書籍の価格がこれほど低いことを考えると、著者も収入を補うことに関心を持つのは間違いないでしょう。このように分解してみると、その可能性は非常に現実的に思えます。
普段は進歩的な考え方をする方ですが、書籍に広告を入れるというのはやりすぎだと思います。しかし、そうすればiBookの価格は確実に底値になるでしょう。
皆さんはどう思いますか?これはWSJに飽きたブロガーの発言でしょうか?それとも、Appleがこの厄介な可能性に乗り出すには十分なインセンティブがあるのでしょうか?下のコメント欄でご意見をお聞かせください。