CNBCは火曜日、Economic Daily Newsを引用し、Appleの台湾サプライヤーが「iPhone 7」の準備として採用活動を開始したと報じた。iPhone 7のデザインは「以前のモデルよりも複雑」と言われており、Appleのサプライヤーは以前のモデルよりも早くiPhone 7の部品開発に着手する必要があったため、大量採用が例年より早く開始された。
フォックスコンとペガトロンは、9月に予定されているiPhone 7の発売に先立ち、次期モデルの組み立てに備えて雇用を増やしていた。
フォックスコンのウェブサイトに掲載された求人広告では、求職者に対し「急いで応募する」よう促し、「非常に多くの応募者が電話をかけている」ため求人ホットラインが混雑する可能性があると警告していた。
フォックスコンは中国の鄭州工場で新型iPhoneを組み立てる予定だ。
CNBCによると、フォックスコンとペガトロンの両社における採用活動は、例年よりも少なくとも1か月早く開始されたという。「フォックスコンが5月という早い時期に中国本土で採用活動を開始したのは2年ぶりだ」と報道されている。
台湾の業界紙DigiTimesもこの報道を裏付け、新型iPhoneの出荷開始時期が9月末に決定したと報じた。DigiTimesはさらに、4.7インチのiPhone 7モデルはFoxconnとPegatronの両社で組み立てられ、5.5インチの大型モデルはFoxconnとWistronが担当すると付け加えた。
WistronはiPhone 5c以降iPhoneの組み立てを行っていない。
「Appleはリスク軽減のため、部品の発注を複数のサプライヤーに分割している」と記事には記されている。Appleは現在、バッテリー、ヒンジ、筐体などの部品について少なくとも2社のサプライヤーと取引している。
出典：CNBC
