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日本でNexus 7がiPad miniより売れたという報道は誤解を招く

日本でNexus 7がiPad miniより売れたという報道は誤解を招く

今年1月、市場調査会社BCNは、年末商戦期にNexus 7が日本でiPad miniの売上を上回ったというレポートを発表しました。Googleのタブレットは、調査対象となった2,400店舗で同時期に販売されたタブレット全体の44.4%を占め、初めてApple(40.1%)を上回りました。

話を先週に戻しましょう。Googleが新型Nexus 7を発表しました。GoogleのSVPであり、Androidチームのリーダーでもあるサンダー・ピチャイ氏が壇上に上がり、プラットフォームに関する統計情報を次々と披露し始めました。そしてもちろん、彼はBCNのレポートに言及していましたが、後にそのレポートが非常に誤解を招くものであることが判明しました…

結局のところ、BCNは調査にAppleの日本国内7店舗、Appleのオンラインストア、そして日本のキャリアパートナーの店舗を含めていませんでした。これらの店舗でのタブレット販売台数は不明ですが、調査結果に大きな影響を与えていたことは間違いありません。

アップルストアのiPad

BCNのレポートに最初に疑問を呈したSlashgearは、IDCのタブレット担当リサーチディレクター、トム・マイネリ氏に話を聞いた。マイネリ氏はBCNの数字に疑問を呈しただけでなく(マイネリ氏の数字はBCNの数字とは大きく異なっている)、Googleがこのような物議を醸す調査に基づいてこのような主張を展開した点にも困惑した。

「はい、Googleの主張には少し戸惑いました。Nexus 7はASUSの出荷台数に含まれており、2012年第4四半期の日本における数字(流通チャネルへの出荷台数)を見ると、AppleのiPad出荷台数は約77万3千台であるのに対し、ASUSのNexus 7出荷台数は約35万台でした。」

同サイトはさらに、ここで注目すべき点をいくつか指摘している。まず、BCNの「調査」はあくまでもアンケート調査であり、その調査結果に技術的に誤りはない。そして次に、このデータは日本全体の売上やホリデーシーズン全体の売上を代表するものではない。しかし、繰り返しになるが、Googleが数字を引用しているのは奇妙だ。

Milawo
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