人気のマイクロブログ・プラットフォームであるツイッターは火曜日、初めてツイッター外での広告展開に乗り出すと発表し、人気のニュースリーダーアプリ「フリップボード」とヤフージャパンのウェブサイトでプロモツイートを販売する計画だ。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、同社は、すでに同サービスで広告を購入している広告主に対し、ツイートを表示する他者のアプリやサイトでプロモツイート広告ユニットの運用を開始することを許可し、Twitterとパートナーのウェブサイト/アプリ間で非公開の収益分配を行うという。
こちらはFlipboard上の日産プロモツイートの例です。ご覧の通り、プロモツイートはFlipboardのネイティブエクスペリエンスと同じデザインと操作性を備えています。
これらのプロモートツイートは、ユーザーの Twitter コンテンツが表示される Flipboard 内の指定されたセクションにすぐに表示されるようになります。
この取引を発表したブログ記事によれば、2014年第3四半期にはTwitterの自社サイトやサードパーティのアプリ以外で1850億件の「ツイートインプレッション」が表示され、広告主にとっては大きなチャンスとなっているという。
ウォール・ストリート・ジャーナルが報じたように、Twitter は先月ラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショーで最新の計画をプレビューした。
Re/code は、Twitter の広告チームが、新しい広告イニシアチブが自動化される前に、ケースバイケースで広告主と協力し、「Twitter の広告購入者を他のプラットフォームに手動で拡大する」予定であることを知りました。
同社CEOのディスク・コストロ氏は、ツイッターの月間アクティブユーザー数2億8400万人をうまく収益化しながら、同時により多くの人々にサービスへの登録を促すことができるのかという疑問から、解任を求めるウォール街の投資家たちからプレッシャーを感じていた。
同社はここ数週間、新規ユーザー向けにツイートを自動でまとめるインスタントタイムライン、30秒のクリップを共有する機能、モバイル上の「不在時」セクションなどの機能を展開してきた。
同社は木曜日の午後に第4四半期の決算を発表する予定だ。
出典: Twitter、ウォール・ストリート・ジャーナル経由