AT&Tは金曜日、5Gネットワークのロードマップを詳述したプレスリリースを発表しました。同社は、エリクソンおよびインテルと提携し、今年第2四半期から自社のラボで5Gソリューションの開発に着手し、初夏までに屋外での試験・トライアルの準備を整えたいと述べています。
5Gの速度は、現在の4G LTE接続の10~100倍になると予想されています。AT&Tによると、顧客はメガビットではなくギガビット/秒で速度を計測できるようになります。参考までに、1ギガビット/秒では、テレビ番組を3秒未満でダウンロードできます。
「仮想現実、自動運転車、ロボット工学、スマートシティといった新たな体験が、かつてないほどネットワークの試練に直面することになるでしょう」と、AT&Tテクノロジー&オペレーションズ最高戦略責任者兼グループプレジデントのジョン・ドノバン氏は述べています。「これらの技術は、没入型で、広く普及し、お客様にとってよりレスポンシブなものになるでしょう。5Gは、これらを実現する一助となるでしょう。5Gは、新たな需要に迅速に対応し、お客様がネットワークサービスをより細かく制御できるソフトウェア中心のアーキテクチャを基盤とすることで、その可能性を最大限に発揮できるでしょう。」
同社は年末までにオースティンの固定拠点に5G接続を提供開始したいと考えているが、より広範な展開がいつ可能になるかについては言及していない。この技術は、ベライゾンなどの大手通信事業者と同様に、まだ初期段階にある。
出典: AT&T