Appleの次期iPad Air 2と、メディアが「iPad Pro」と呼んでいる噂の12.9インチiPadは、どちらもグラフィックが改善された強化版「A8X」プロセッサを搭載すると、GforGamesが木曜日に台湾のTechNews [Google Translate] を引用して主張した。
昨年、A7チップを搭載したRetinaディスプレイ搭載のiPhone 5s、iPad Air、iPad miniが発売されたことで、iPhone用とiPadに搭載される「X」バージョンという2つの別々のモバイルプロセッサファミリーを維持するというAppleのこれまでの慣例が破られた。
実際のところ、A7チップとA8チップは、スマートフォンとタブレットの両方のディスプレイでグラフィックを駆動するのに十分なパワーを備えています。とはいえ、噂されている12.9インチデバイスにA8Xチップが搭載されるとすれば、A8チップに搭載されているものよりも強力なGPUを必要とする超高解像度画面が搭載される可能性が高いでしょう。
報道によると、A8Xチップは台湾に拠点を置く受託製造会社である台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)によって製造されるという。TSMCは、iPhone 6とiPhone 6 Plusに搭載されるA8チップのほぼ全て、あるいは全てを量産する任務を負っているとも言われている。
記事では、第2世代iPad Airには2GBのRAM、より大きなスピーカーグリル、より小さなカメラレンズ(「若干異なる位置に取り付けられる」)、そして若干薄型のボディが搭載されると改めて述べており、これまでの噂話や部品のリークによる報道と一致している。
オリジナルの iPad は 2010 年に A4 プロセッサを搭載して発売され、数か月後には iPhone 4 にも搭載されました。その後 2011 年には iPhone 4s と iPad 2 が登場し、どちらも A5 チップを搭載しました。
しかし翌年、Apple は A5 チップでは iPad 3 の高解像度 Retina スクリーンを駆動するパワーが足りないことに気づき、グラフィックスを改善した改良版 A5X プロセッサを導入した。
2012年、iPhone 5がA6チップを搭載して発売されました。同年後半には、第4世代iPadが「A6X」チップを搭載したモデルとして発売されました。Appleは「A7X」や「A8X」チップを搭載したモデルを発売することはありませんでした。
[GforGames経由のTechNews]