台湾の業界紙DigiTimesが匿名の業界関係者から得た情報によると、Appleの次世代iPhoneはSiriの機能強化が見込まれている。報道によると、Apple以外にも、Samsung(Samsung版SiriはBixby)、Huawei、LG Electronics、Xiaomi Technologyなど、2017年に市場シェア拡大を目指し、人工知能(AI)機能を搭載した新型スマートフォンを発売する可能性が高いという。
報道によれば、2016年8月にAppleがオーストラリアに拠点を置く機械学習の新興企業Turiを2億ドルで買収したことで、Siriの機能がさらに強化されるはずだという。
「市場関係者によると、Appleの次世代iPhoneには強化されたSiri機能が搭載される可能性が高いとのことだ」と報道されている。DigiTimesは、強化されたSiriが次期iPhone専用になるのか、それともソフトウェアアップデートを通じて旧機種でも利用可能になるのかについては明言していないが、後者の方が可能性が高いようだ。
HuaweiのHuawei Mate 9にはAmazonのAlexa音声サービスが搭載され、同社はさまざまな高度なパーソナルアシスタント機能でAppleやSamsungとトップの座を争うことを目指している。
一方、PixelスマートフォンはGoogleアシスタントを搭載しており、Business Korea紙の最近の報道によると、このアシスタントはLGのスマートフォンにも近々搭載される可能性があるとのことです。また、LGの次期フラッグシップモデルG6には、現在LGのスマート家電に搭載されているAmazonのAlexaアシスタントが搭載される予定です。
「中国のアップル」と呼ばれることが多いXiaomiは、すでにGoogleアシスタントを採用しています。
中国の携帯電話メーカーであるXiaomiが国際的なプレゼンスの拡大に懸命に取り組んでいるまさにそのさなか、同社の国際担当副社長ヒューゴ・バラ氏が来月同社を退社する。
同社は今年、ようやく米国でスマートフォンの販売を開始するはずだ。
そして最後に、サムスンは、元Siriの創設者であるダグ・キットラウス氏とアダム・チェイヤー氏が設立したAIスタートアップ企業であるViv Labsを買収し、その技術を次期Galaxyに統合する予定だ。
出典:DigiTimes