つい先月、iOS開発者udevsが開発したDockXという驚異的な脱獄アプリをご紹介しました。これは、脱獄した端末のキーボードインターフェースをアップグレードするものです。発表後、このアプリがこれほど人気になったことを考えると、iPad専用の同様のアプリを求める声がユーザーからすぐに上がったのも当然と言えるでしょう。
そして今、それが実現しました。同じ開発者による、ジェイルブレイクされた iPad 用に新しくリリースされた無料のジェイルブレイク調整ツール、 XPadです。これにより、ユーザーは iPad のキーボード インターフェイスに表示されるペーストボード ショートカットをカスタマイズできます。
何のことかよくわからない場合は、上のスクリーンショットの例をご覧ください。ぼやけていない部分がペーストボードのショートカットセクションに目を向けさせます。ここには、ペーストボードやドキュメント内のハイライト表示されたテキストを操作できる専用ボタンが表示されます。
インストールすると、ユーザーは設定アプリ内に専用の設定パネルを見つけ、そこで XPad を自由に設定できるようになります。
ここでは、次のことができます。
- XPad を必要に応じてオンまたはオフに切り替える
- シェイクショートカットを有効にする
- トーストを表示
- 自動、左、中央、右、または手動で揃えたショートカットから選択します
- 左右と上下のオフセット量を調整する
- タイミングを調整する
- インターフェースに表示されるショートカットを管理する
- ショートカットのカスタマイズを有効にする
- ショートカットの色合いを変更する
- トーストの色合いを変える
- トーストの背景の色合いを変更する
「ショートカットの管理」セクションを詳しく見ていくと、ユーザーは好みのショートカットを管理したり並べ替えたりすることができます。ここでは以下のオプションが利用可能です。
- すべて選択
- コピー
- ペースト
- カット
- 元に戻す
- やり直す
- 選択
- 文書の始まり
- 文書の終わり
- 最後の単語を大文字にする
- 小文字にする
- 大文字にする
- 消去
- 大胆な
- イタリック
- 下線
- キーボードを閉じる
開発者は、メインの設定パネルの下部に「Respring」ボタンを提供しており、ユーザーはこれをタップして、iPad のキーボード インターフェイスに加えた変更を保存できます。
XPadは、iPadのタイピング体験をニーズに合わせてカスタマイズできるだけでなく、カスタムカラーオプションによるUIカスタマイズも備えています。機能を追加したい場合でも、インターフェースをよりカラフルにしたい場合でも、すべてのiPadユーザーが活用できるオプションが揃っています。
XPadを試してみたい方は、お好みのパッケージマネージャーを使ってudevsリポジトリから無料でダウンロードできます。この調整は、iPadOS 13を搭載したすべてのジェイルブレイク済みiPadに対応しています。iPhoneをお持ちの場合は、代わりにDockXをご利用ください。
まだ udevs のリポジトリを使用していない場合は、次の URL を使用してパッケージ マネージャーに追加できます。
https://udevsharold.github.io/repo/
iPadのキーボードインターフェースをXPadにアップグレードする予定はありますか?下のコメント欄で、その理由やアップグレードしない理由についてご意見をお聞かせください。