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アップルのハードウェア担当上級副社長ボブ・マンスフィールドが退職

アップルのハードウェア担当上級副社長ボブ・マンスフィールドが退職

Appleの従業員退職については通常取り上げませんが、今回は特筆すべきと判断しました。Appleは本日午後、MacおよびiOSハードウェア担当副社長のボブ・マンスフィールド氏が退職することを発表しました…

Appleのプレスリリースより:

 Appleは本日、ハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントのボブ・マンスフィールドが退職し、その役職を数ヶ月かけてiPadハードウェアエンジニアリング担当バイスプレジデントのダン・リッチオに引き継ぐことを発表しました。マンスフィールドが退任するまで、ハードウェアエンジニアリングチーム全体は引き続きマンスフィールドの直属となります。

「ボブは当社の経営陣において重要な役割を担い、ハードウェアエンジニアリング組織を率い、長年にわたり数十もの画期的な製品を生み出してきたチームを監督してきました」と、AppleのCEO、ティム・クックは述べています。「彼の退任は非常に残念ですが、引退後の日々を楽しんでいただければ幸いです。」

これはかなり大きな出来事です。ボブはiPadやiPhoneなど、数々のヒット製品の開発を監督してきただけでなく、長年にわたりAppleで著名な人物として活躍してきました。

2010年、マンスフィールド氏は、悪名高いiPhone 4の「アンテナゲート」イベントで、ティム・クック氏とスティーブ・ジョブズ氏と共に壇上に立ち、質問に答えました。また、彼はAppleの白いスクリーンを使った製品ビデオに数十本も出演しています。

最終的にはダン・リッチオ氏が後任として適任だと確信しています。しかし、10年以上もの間Appleを偉大な企業へと導いてきた経営陣の主要メンバーが間もなく退任するという事実には、少しばかりの悲しみを感じずにはいられません。

[MacRumors]

Milawo
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