Appleは、米国企業がApple Maps内でリストを追加または編集できる新しいセルフサービスポータルを立ち上げました。「Apple Maps Connect」と呼ばれるこのポータルは、中小企業のオーナーがリストを最新かつ正確に保つことを可能にすることを目的としています。
このサービスを利用したSearch Engine Landによると、Maps Connectは無料で、リストはデスクトップ版とモバイル版の両方のAppleマップに表示されます。Apple IDでログインし、ビジネスリストを作成または申請するだけです。
認証はリアルタイムで行われます。リスティングを作成または申請するユーザーには、Maps Connectサイトで入力したコードが自動で通知されます。ただし、更新情報や新規リスティングの投稿がマップアプリに表示されるまでには最大1週間かかる場合があります。
さらに、AppleはMaps Connectポータルを利用して、新しいiBeacon技術を宣伝し、注目度の高い場所への設置を提案しています。Appleは、対象店舗が一般の人々に利用可能であり、年間100万人以上の来店客数があることを求めています。
現時点では米国限定ではありますが、これはAppleにとって非常に重要な動きです。Googleマイビジネスと同じ領域に参入することで、企業の露出度が高まり、ユーザーにとってより正確なマップ情報が、そしてAppleにとってより多くのデータがもたらされるはずです。
[検索エンジンランド]