Appleは、macOS Montereyのインストール後に一部のMacコンピュータが起動しなくなる原因となっていたMacオペレーティングシステムのバグを修正できたことを認めた。
ハイライト
- 一部のユーザーは、Montereyにアップデートした後にMacが壊れてしまったと苦情を述べている。
- 犯人はApple T2セキュリティチップのファームウェアのバグ
- macOS Montereyにはこの問題の修正が含まれています
Appleのフォーラムに寄せられた多数の投稿によると、macOS Monterey が原因で一部のMacが起動しなくなるという。中には、Macが全く起動しなくなったという報告もある。macOSアップデート後に起動に問題が発生するのは今回が初めてではないので、今回の件も驚くべきことではないだろう。関連記事:Macの起動に役立つキーボードショートカット
幸いなことに、Appleは数日でこの問題を修正したようです。同社はRene Ritchie氏に声明を発表し、ファームウェアに問題があったものの解決したことを確認しました。また、既存のアップデートにも修正が含まれています。
以下はリッチー氏に対するアップルの声明全文である。
Apple T2セキュリティチップのファームウェアに問題があり、macOSのアップデート後にごく一部のユーザーでMacの起動ができなくなる問題が発生していましたが、これを修正しました。アップデートされたファームウェアは、既存のmacOSアップデートに含まれています。
しかし、このバグによってMacが既に起動も電源も入らなくなり、使い物にならなくなってしまったら、どうやってアップデートをインストールすればいいのでしょうか? この問題の影響を受けるユーザーは、Appleの回答にあるように「Appleサポートに連絡してサポートを受けることができます」とのことです。
https://twitter.com/reneritchie/status/1456672355992866816
Appleのウェブサイトのサポートドキュメントによると、macOSのアップデートまたはアップグレード中に万一停電が発生した場合、Macが応答しなくなる可能性があるとのことです。もし停電が発生した場合、Macは「応答しなくなる可能性があり、ファームウェアの復旧または復元が必要になる」とAppleは述べています。
近所のApple StoreにMacを持ち込むのが面倒だと感じるなら、前述のサポートドキュメントの指示に従って、T2チップを自分で復活させてみるのも良いでしょう。基本的に、Macの文鎮化を解消するには、同じかそれ以上のOSバージョンを搭載した2台目のコンピュータが必要です。