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ノキア、アップルを相手取りITCに新たな訴訟を起こす

ノキア、アップルを相手取りITCに新たな訴訟を起こす

ITC(国際貿易委員会)の裁判官がアップルによる特許侵害についてのノキアの訴えを却下したわずか数日後、フィンランドのエスポーに本社を置くこの携帯電話大手はITCに新たな苦情を申し立てた。

ITCのジェームズ・ギルディア判事は、アップルに有利な最初の判決を下し、クパチーノの巨大企業がノキアの特許を自社製品のいずれにおいても侵害していないと判断した。

本日、ノキアはAppleに対しITCに2件目の訴状を提出し、Appleがノキアのほぼすべての製品に搭載されている7件の新しい特許を侵害していると主張しました。これらの特許は、マルチタスク、データ同期、測位、通話品質、Bluetoothアクセサリに関するものです。

ノキアはトーマス・ロイター・ワンへの声明で次のように述べた。

新たな訴状にあるノキアの7件の特許は、ノキアの先駆的なイノベーションに関連するもので、現在アップルは、マルチタスクオペレーティングシステム、データ同期、測位、通話品質、Bluetoothアクセサリの使用といった分野で、自社製品の主要機能を実現するためにこれらを活用している。

ノキアは、自社の特許計46件が現在、ITC、米国、オランダ、ドイツ、英国の裁判所を含む複数の裁判所でAppleを相手取った訴訟の対象になっていると主張している。ノキアの知的財産責任者であるポール・メリン氏によると、これらの特許のほとんどは「Appleが最初のiPhoneを製造する10年以上前に出願された」という。さらにメリン氏は、 「Appleはノキア独自の技術を用いて製品を製造するのをやめるべきだ」と付け加えた 。

ITCのジェームズ・ギルディア判事は当初アップルに有利な判決を下していたが、今後は追加で6人の委員によって審理され、最終決定は5月下旬に下される予定だ。

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[ZDNet]

Milawo
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