9to5Macの面々がまたやってくれました。iOS 5の未発表のNuanceとSiri機能を独力で暴露した後、Appleが取り組んでいる新たな秘密プロジェクトを暴露したのです。
どうやら、クパチーノを拠点とするAppleは、iOSデバイスをデジタルスキャナに変えるアプリのリリースを検討しているようです。特許出願から、Appleがそのようなアプリに興味を持っていることが示唆されていますが、9to5MacはApple内部の情報筋からその詳細を入手しました…
仕組みは以下のとおりです:
1. ユーザーはアプリを開き、スキャンしたい書類やオブジェクトにiPhoneをかざします。そして、その写真を撮影します。Appleの内蔵ソフトウェアが、元の書類のサイズに応じて、画像をレターサイズ、名刺サイズ、A4サイズなど、任意のサイズにサイズ変更します。サイズ変更には、従来のスキャン方法とは異なり、スキャンポイント1つで歪んだ端を揃える処理も含まれます。ユーザーはその後、書類のサイズや用途(名刺など)を手動で変更できます。
2. オンボードソフトウェアが画像ブロックをテキストから分離します。
3. ここがややこしいところです。Appleは、デバイス上でのOCRと、代替のクラウドベースのテキスト認識手法の両方を試していました。サードパーティ製の光学式文字認識(OCR)と自社製ソリューションの比較もテストされていました。
4. 結果のファイルは PDF、.Pages として保存し、連絡先にエクスポートできます (たとえば名刺の場合)。
このアプリケーションがiOS 5やiWorkスイートにバンドルされるのか、それともスタンドアロンのタイトルとして提供されるのかはまだ発表されていません。リリース戦略がどうであれ、このニュースはサードパーティ製スキャンアプリのメーカーにとって壊滅的なものとなるでしょう。
Appleのネイティブアプリケーションが連絡先やiWorksバンドルと直接連携するだけでなく、ユーザーは外部ソフトウェアを気にする必要がなくなります。しかも、Appleはこの件に関して長年の研究を重ねてきたようです。
個人的には、スキャンアプリを活用する方法を見つけられていません。普段は在宅勤務なので、名刺を見る機会もあまりなく、スマホでフルサイズの書類をスキャンするなんて考えられません。それに、ものすごく時間がかかるでしょう。Appleがこのコンセプトにどのような工夫を凝らすのか、楽しみです。
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