Appleは、このタブレットを持ち運びやすいデバイスとして設計しました。第2世代のタブレットでは、より携帯性を高めるために、初代iPadからサイズ(と重量)を削り落としました。しかし、それでも10インチのディスプレイを搭載しながら約1.5ポンド(約650g)という重さでは、果たして本当に持ち運びやすいと言えるのでしょうか?
マッキンゼー・アンド・カンパニーによる最近の調査結果によると、外出先でiPadを使っている人はそれほど多くないようです。実際、iPadを取り出す場所として最も多いのはリビングルームであることがわかりました…
レポートによると、マッキンゼーは「iConsumer」プロファイル・プロジェクトの一環として、15カ国1万5000人以上の消費者を対象に調査を実施しました。同社は昨日朝、フォーブスのTechonomyカンファレンスで調査結果を発表しました。
GigaOM の結果は次のとおりです。
マッキンゼーが調査したiPad所有者のうち、62%がiPadを家から持ち出したことがないことが分かりました。つまり、iPadはビデオ視聴やウェブブラウジングといった作業にノートパソコンの代わりに使うような、単なる家庭用コンピューターとして使われているということです。iPadは「家庭内でこれまでコンピューターがなかった場所にも浸透しつつある」一方で、人々がiPadを使う場所はリビングルームであり、使用全体の70%がそこで行われています。
この結果は本当に驚くべきものなのでしょうか? iPhoneで同じ作業の多くをこなせるのに、わざわざ10インチタブレットを街中持ち歩きたい人がいるでしょうか? 最近発売されたKindle Fireのような小型タブレットでも同様のデータが得られれば興味深いですね。
iPadをどこで使いますか?
[ギガOM]