ここ1年ほど、Appleは未知のプロジェクトに携わるために、多くの医師や医療分野の専門家を雇用してきました。そして今のところ、iWatchに関する憶測が繰り返される以外、その計画についてはほとんど何も分かっていません。
しかし、本日午後に発表された新たなレポートは、Appleがこれまでどのような開発を進めてきたのかを解明するのに役立つかもしれない。どうやら健康とフィットネスのトラッキングがiOS 8の目玉機能になるようで、Appleのスマートウォッチと連携する見込みらしい…
9to5Macのマーク・ガーマン氏がこのスクープを伝えています。
Appleは、変革が期待されるもう一つの業界、モバイルヘルスケアとフィットネスの世界に目を向けている。計画に詳しい情報筋によると、Appleは現在、健康とフィットネスのトラッキング機能を主力機能として搭載したiPhoneオペレーティングシステムの新バージョンを今年リリースする予定だ。Appleがこのようなオペレーティングシステムの開発に取り組んでいることは、待望のセンサー搭載型「iWatch」の発売が近づいていることを示唆している可能性が高い。情報筋によると、iWatchは開発がかなり進んでいるという。
ガーマン氏はさらに、AppleがiOS 8向けに「Healthbook」というコードネームの新しいアプリを開発中だと述べた。Passbookと同様に、このアプリはフィットネストラッキングや健康データポイントを提供するカードのスタックを備え、スワイプで切り替えられる。
では、このアプリはどこからこれだけの情報を入手するのでしょうか？M7プロセッサのおかげで、Appleの新しいデバイスは歩数を数えたり、その他の活動を測定したりすることはできますが、バイタルサインを読み取ることはできません。そして、ガーマン氏によると、そこでiWatchの出番が来るそうです。
iOS 8が読み取れる健康情報に基づくと、Appleのウェアラブルデバイスには、少なくとも血圧、水分量、心拍数、歩数を測定できるセンサーが搭載されると思われます。iOS 8とiWatchを組み合わせることで、その他の健康・フィットネスデータもモニタリングできるようになると言われていますが、現時点では詳細は明らかではありません。
情報筋によると、Apple は小型化を目的として、複数の異なるセンサーを 1 つのチップセットにまとめる技術を開発したとのことです。
iOS 8に関するAppleの計画は変更される可能性があると警告されているものの、同社がこの分野への参入に真剣に取り組んでいることを示唆する証拠は数多く存在する。実際、ニューヨーク・タイムズ紙は本日、Apple幹部が先月FDAと面会したと報じた。
iOS 8は今年6月のWorld Wide Developers Conferenceで発表されると予想されているが、Appleのスマートウォッチは秋以降までデビューしないと言われている。
バイタルサインをチェックできるスマートウォッチについてどう思いますか？購入しますか？
トップ画像：トッド・ハミルトン
