Appleは、次回の開発者向けカンファレンスを2021年6月7日から6月11日まで開催すると発表した。昨年夏の開発者カンファレンスと同様に、WWDC 2021も現在のパンデミックの影響により、対面での集会ではなくオンラインのみのイベントとなる。
ストーリーのハイライト:
- 完全オンラインイベント。
- すべての開発者に無料です。
- iOS 15、macOS 12、watchOS 8、tvOS 15 のプレビューが予定されています。
WWDCが完全オンライン形式で復活
Apple には 2,800 万人以上の開発者がおり、クパチーノに本社を置く同社はおそらく昨年同様、自社の開発者アプリ、Apple の Web サイト、YouTube を通じて事前に録画された基調講演をストリーミング配信する予定なので、誰でも参加できるだろう。
Appleのウェブサイトでの発表によると:
今年のカンファレンスでは、基調講演や State of the Union ステージでの発表、オンライン セッション、技術ガイダンスを提供する 1 対 1 のラボ、開発者が Apple のエンジニアやデザイナーと交流して最新のフレームワークやテクノロジーについて学ぶ新しい方法が提供されます。
Appleのワールドワイド開発者リレーションズおよびエンタープライズ・教育マーケティング責任者であるスーザン・プレスコット氏は、次のように述べています。
毎年WWDCでは、開発者の皆様に最新のテクノロジーについて学び、Appleのエンジニアと交流する機会を設けさせていただくことを大変嬉しく思っています。WWDC21はこれまでで最大かつ最高のイベントとなるよう尽力しており、Apple開発者の皆様が私たちの生活、仕事、そして遊び方を変えるようなアプリを開発できるよう、新たなツールを提供できることを大変嬉しく思っています。
また、Swift Student Challenge への応募は 4 月 18 日まで受け付けています。
今年のチャレンジでは、若い開発者たちがSwift Playgroundで3分以内に体験できるインタラクティブなシーンを作成することが求められます。「優勝者にはWWDC21限定アウターウェアとピンバッジセットが贈られます」とSwift Student Challengeのウェブサイトには記載されています。
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Appleはまた、1億ドル規模の人種平等・正義イニシアチブの一環として、教育と平等のためのイニシアチブであるSJ Aspiresに100万ドルを寄付します。WWDCのプログラム、開発者セッションなどに関する詳細は、Appleから発表があり次第、随時お知らせいたします。