カーネル ファイル記述子 (kfd) に馴染みがなく、互換性のあるファームウェアを使用しているため、これを利用し始めることにワクワクしている場合は、 iOS 開発者sourceloationによるPicassoという新しいプロジェクトに注目すると良いでしょう。
Picassoはkfdエクスプロイト用の全く新しいプロジェクトですが、そのルーツはMacDirtyCowエクスプロイト用のCowabunga jailedツールボックスにあります。そのため、Cowabungaを使用したことがある方であれば、多くの類似点に気付くでしょう。
sourcelocationと話しているうちに、PicassoはCowabungaの簡易版だと教えられました。つまり、PicassoはCowabungaよりも機能が少ないのですが、kfd互換なので、iOS 16.0から16.6 beta 1までのファームウェアで動作します。一方、CowabungaはiOS 15.0から16.1.2までのファームウェアしかサポートしていなかったため、Picassoはより多くのユーザーが利用できる可能性があるということです。
また、Picasso は現在、次の新しい A12 ~ A16 デバイスでのみ動作することにも注意してください。
– iPhone XR
– iPhone XS
– iPhone XS Max
– iPhone 11
– iPhone 11 Pro
– iPhone 11 Pro Max
– iPhone SE (第 2 世代)
– iPhone 12 mini
– iPhone 12
– iPhone 12 mini
– iPhone 12 Pro
– iPhone 12 Pro Max
– iPhone 13
– iPhone 13 mini
– iPhone 13 Pro
– iPhone 13 Pro Max
– iPhone SE (第 3 世代)
– iPhone 14
– iPhone 14 Plus
– iPhone 14 Pro
– iPhone 14 Pro Max
Picasso は現在、すぐに使用できる状態で次の機能をサポートしています。
– スプリングボードツール(ドックの色、フォルダの背景色、コントロールセンターの背景色、通知バナーの背景色、通知の影の色)
– システム全体のカスタムフォント
– ロック画面上のカスタムFace IDロックアイコンアニメーション
– 設定アプリのカスタマイザー
– オーディオ(充電、スクリーンショット、ロック、通知など)のカスタマイザー
Cowabungaと同様に、Picassoも今後、新機能を組み込んだアップデートが提供される予定です。現時点では、この初期リリースはCowabungaに比べて機能が制限されていますが、MacDirtyCow向けのアドオンのすべてがkfdに直接移植できるわけではないことをご承知おきください。これは当然のことです。
Picasso を試してみたい方は、プロジェクトの描写ページをご覧ください。5.95ドルで購入できます。sourcelocation によると、Picasso がベータ版からリリースされ次第、パッケージは無料でダウンロードできるようになるとのことです。
kfd 関連のパッケージであるため、Picasso を利用するために脱獄する必要がなく、サポートされているファームウェアを実行している限り、Apple の最新の iPhone でもこれを使用できます。
新しいPicassoパッケージをご利用になる予定はありますか?ぜひ下のコメント欄で、その理由をお聞かせください。