ガートナーによると、第4四半期のサムスンの米国市場シェアはアップルを10%近く上回った。この勢いを維持するため、サムスンは早ければ来年にも米国で高級スマートフォンの中古品の販売を開始する可能性があると、「事情をよく知る関係者」がロイター通信に語った。
ロイター通信は「世界のスマートフォン市場の成長が頭打ちになる中、サムスンはコスト効率を最大化し、営業利益率を10％以上に維持したいと考えている」と伝えた。
サムスンの計画は、韓国や米国などの市場で1年間のアップグレードプログラムに加入したユーザーが返却した高級携帯電話を再生し、より安い価格で再販売することだと言われている。
Appleは、再生品プログラムを通じて中古のMac、iPad、iPodを定期的に販売しており、米国などの一部の市場ではiPhoneも販売しています。Appleの中古デバイスは通常、工場で再生されているため、新品同様の状態を保ち、割引価格で販売されています。
再生品には新しいバッテリーが搭載され、Appleの1年間の保証が付いています。クパチーノに本社を置くAppleは、再生iPhoneをインドに導入しようと試みましたが、あまり成功していません。
BNPパリバは、発売後約1年でiPhoneの再販価格は元の価格の69％になる一方、サムスンの主力機種Galaxyの再販価格は51％になると推定している。
出典：ロイター
