アップルの「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」は当初の予定より1~2週間遅れて量産に入った可能性があるが、クパチーノの同社は現在、来週水曜日の発表に先立ち部品サプライヤーに生産量を増やすよう要請している。
ロイター通信が木曜日に報じた新たな報道によると、受注増加はアップルが新型端末に自信を持っていることの証左となる可能性があるという。報道によると、ジャパンディスプレイの代表取締役社長である本間充氏は、同社の「最大の顧客」であるアップルが「『もっとくれ、もっとくれ』と注文を増やしてきている」と述べている。
「注文は増え続けている」と彼は付け加えた。
同氏はアップルの名前を挙げなかったが、アップルがジャパンディスプレイの「最大の顧客」であると推測するのは間違いないだろう。
同氏はさらに、生産は「順調に進んでいる」と考えているものの、今後発売されるiPhoneの製造には「難しい技術」が必要になると示唆した。
iPhone 6s と iPhone 6s Plus は歩留まりの問題により発売時に制限される可能性があるという話もあったが、このレポートでは少なくとも Force Touch スクリーンがボトルネックを引き起こしていないことが認められている。
3月にアップルはジャパンディスプレイと契約を結び、将来のiPhone向けスマートフォンディスプレイの製造専用の14億ドルの工場を建設した。
ジャパンディスプレイは、2012年に政府支援の下、ソニー、東芝、日立の経営不振に陥っていたディスプレイ事業を統合して設立された。投資家は、同社が近いうちにシャープのディスプレイ事業と統合し、より安定したディスプレイメーカーとなることを期待している。
「当社は現在、様々な再編策を進めています。そのような措置を検討する余裕はなく、主要株主からもそうするように求められていません」とフーマ氏は述べた。
新しいiPhoneには、圧力に敏感なForce Touchスクリーン、より高速なA8チップ、より高速な300Mbps LTEセルラーデータ、4Kビデオキャプチャを備えた12メガピクセルのリアカメラ、5メガピクセルのフロントカメラなどが搭載されると予想されています。
iPhone 6sとiPhone 6s Plusは、来週水曜日に開催されるAppleのイベントで、噂のiPad Pro、第4世代iPad mini、大幅に改良されたApple TVセットトップボックスとともに発表されると広く予想されている。
出典:ロイター