Apple TVの主要デザイナー、ベン・キーラン氏が退社するとRecodeが報じています。Recodeはキーラン氏にインタビューを行い、近日中に退社し、最終的には何か新しいものを立ち上げたいと語りました。「キラー製品を作るだけでなく、自分自身の象徴的な会社を作りたいんです。」
キーラン氏は2012年、自身が共同創業した検索スタートアップ企業Chompの買収に伴い、Appleに入社しました。クパティーノでの3年間は、昨年11月に発売されたばかりの第4世代Apple TVのソフトウェアの外観と操作性の開発に携わりました。
キーラン氏は、実現していないAppleのプロジェクトについては「素晴らしいテレビ体験を提供するために様々な方法を検討した」と認めたものの、それ以上はコメントを避けた。Appleを去る決断は「本当に難しかった。Appleの社員、企業文化、そして製品にすっかり惚れ込んでしまった」と語った。
Apple在職中、キーラン氏はiTunesメディアアプリ全体を統括するビル・バックマン氏に直属し、エディ・キュー氏のもとへ向かったグループの一員でもありました。彼の地位、そしてAppleがリビングルーム市場を席巻しようとしていることを考えると、彼の退任は注目に値します。
出典: Recode
