カリフォルニア州サンタクララに本社を置く音声認識および認知企業 SoundHound は本日、App Store の無料および有料アプリに興味深いアップデートをリリースしました。これらのアプリには、非常に強力な新しい音声起動の音楽アシスタント機能が含まれています。
新しい検索およびアシスタント モードでは、「OK Hound」というキーワードに応答して、音声コマンドを適切なアクションに変換し、ハンズフリーで曲を識別したり、新しい音楽を発見したり、Apple Music プレイリストにトラックを追加したりできるようになります。
新しい「OK Hound」モードの他に、更新されたソフトウェアには、再設計されたホーム画面アイコンと刷新された履歴ページが付属しています。
また、SoundHound は Spotify、Apple Music、Pandora などのいくつかのサービスと統合されているため、音声を使用して曲を識別できるだけでなく、これらのサービスのカスタム プレイリストに曲を追加するなど、さまざまな操作が可能になります。
SoundHound に実行できる操作をいくつか紹介します。
- ラジオで流れている曲を識別するには、「OK ハウンド、何の曲が流れているの?」と言います。
- お気に入りのアーティストについてもっと知りたい場合は、「OK ハウンド、リアーナの最新の曲は何ですか?」と言ってみてください。
- 曲を再生するには、「OK Hound、Adele の Hello を再生して」と言います。
もちろん、これはアプリが実行できるすべての機能のうちのほんの一部にすぎません。
「OK Hound」キーワードの他の例としては、音楽チャートを表示する、アーティストのトリビアを調べる、検索履歴を表示する、アーティスト/トラックに基づいて Pandora にステーションを作成する、Spotify プレイリストに曲を追加するなどのアプリの指示があります。
アプリに実行できる操作のリストを表示するには、「OK Hound、何ができますか?」と尋ねます。
SoundHound の新しい音声起動音楽アシスタントは実に強力ですが、私の言うことを鵜呑みにしないでください。「OK Hound」の雰囲気をよりよく感じてもらうために、動作中のビデオを以下に示します。
https://www.youtube.com/watch?v=fTA0V2pTFHA
皆さんが何を考えているか、分かります。iOSのどこからでもSiriに曲名を尋ねられる(Shazam統合のおかげで)のに、「OK Hound」って一体どう便利なの?と。まあ、「OK Hound」が役に立つ状況はいくつか想像できます。
まず、このアプリのファンで、普段から使っているなら、音声で操作したいと考える可能性が高いでしょう。それに、SoundHoundの音声認識機能は洗練されていて、非常に優れています。
「Ok Hound」は、ハンズフリーで、車内、ジム、外出先など、様々な場所で曲を識別したり、識別した曲を再生したりするのにも非常に優れた選択肢です。そして最後に、SoundHoundには周囲で流れている音楽のLiveLyrics機能が搭載されており、Apple Watchアプリも充実しており、歌ったりハミングしたりした曲も識別してくれます。
再設計されたアプリアイコンは次のようになります。
新しいSoundHoundアプリのアイコン:旧(左)と新(右)
ご覧のとおり、SoundHound の特徴であるオレンジ色はそのまま残っています。
「OK Hound」は、実は同社独自の非常に強力な検索アシスタント プラットフォーム「Hound」をベースにしており、App Store から無料でダウンロードできます (これも「OK Hound」のウェイクアップ フレーズに反応します)。
SoundHound は、開発者が音声制御インターフェースを独自のアプリに統合できるようにする Houndify API を通じて、この技術をスマートフォンやタブレット以外のデバイスにも導入したいと考えています。
このプラットフォームの詳細については、2015 年 6 月の Wired の記事をご覧ください。
SoundHoundはApp Storeから無料で入手できます。
アプリ内広告を削除したい場合は、6.99 ドルでプレミアム エディションを入手してください。