MacRumors が入手した Barclays の調査メモによると、今年の iPhone 3 モデルすべてに、現在は 9.7 インチ iPad Pro でのみ利用可能な True Tone テクノロジーが採用される予定です。
調査ノートによれば、Appleが噂しているアクティブマトリックス有機発光ダイオード(AMOLED)ディスプレイを搭載した新型iPhone 8モデルと、それに続くLCDベースのiPhone 7sおよびiPhone 7s Plusには、いずれも「フルスペクトルセンシング」環境光センサーが搭載され、「True Color」スクリーンをサポートするとのことだ。
センサーはオーストリアの半導体メーカーAMSから供給される予定だ。
以下はバークレイズのアナリスト、アンドリュー・ガーディナー、ヒラル・パテル、ジョセフ・ウルフ、ブレイン・カーティス、マーク・モスコウィッツがまとめたメモからの抜粋である。
今後発売が予想されるiPhone 7SモデルとiPhone 8では、amsのフルスペクトルセンシング環境光センサーが搭載されるため、コンテンツが増加すると予想されます。これは、iPad ProのTrue Colorスクリーン機能に既に搭載されているセンサーと同様です。これにより、コンテンツが0.60ドル台から1.00ドル台へと大幅に値上がりすると見込まれます。
True Tone は、読むときに優れたコントラストを実現することを目的としています。
周囲の光が明るくなるとディスプレイのコントラストが低下したり、逆に明るくなるとディスプレイのコントラストが低下したりする状況に対処するため、9.7 インチ iPad Pro の True Tone テクノロジーは 4 チャンネルの環境光センサーを使用して、周囲の光に合わせてディスプレイの色と強度を自動的に調整します。
12.9インチiPad ProにはTrue Toneディスプレイは搭載されていませんが、後継機種ではこの技術が採用される見込みです。Appleによると、9.7インチiPad Proの画面はiPad Air 2と比べて彩度が25%高く、黒の表現もより深くなっています。iPhone 7はiPad Proから広色域ディスプレイを採用していますが、True Tone技術は採用されていません。
DisplayMateは、True Toneディスプレイを搭載したiPhoneは、周囲光が強い状況でも画面のパフォーマンスと読みやすさを向上させるだろうと推測した。「Appleが周囲光センサーをアップグレードし、明るさに加えて色も測定できるようにすれば、True Toneディスプレイが追加される可能性がある」とDisplayMateは述べている。
出典:MacRumors