AppleのホリデーをテーマにしたCMは、いつもとても素敵、いや、最高ですらありますが、Microsoftも長年にわたり記憶に残るホリデーCMを制作してきました。しかし今回は、WindowsメーカーであるMicrosoftが、クパチーノの旧友たちを凌駕する、ビデオゲームの世界に飛び込む愛らしい犬たちを起用した、素晴らしく完成度の高いホリデーCMを制作しました。
「喜びを見つけよう(犬の夢)」と題された90秒のCMでは、飼い主がHaloをプレイしたり、Microsoft Teamsで仕事の電話に出たり、Minecraftで素材を作ったりすることに気を取られ、無視されてしまう愛らしい犬たちが登場します。子犬たちは眠りに落ち、Microsoftのフライトシミュレーターで空を飛んだり、Haloでマスターチーフと手榴弾を拾い集めたり、Minecraftの仮想世界で走り回ったりする夢を見ます。
それでは、すぐ先に埋め込まれている広告をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=nIACub_0bxI
レドモンド社はビデオの説明文に次のように記している。
今年のホリデーシーズンは例年とは大きく異なりますが、だからといって喜びや繋がりを体験できないわけではありません。この広告は、親友ルーファスと物理的に会うことはできないものの、夢を通して一緒にいることの喜びと友情を体験する犬ルーファスの物語です。ルーファスは、飼い主のルーファスと同じように、Minecraft、Halo、Microsoft Teams、Microsoft Flight Simulatorの世界へと壮大な冒険へと旅立ちます。
参考までに、10日前に公開された、HomePod mini、AirPods Pro、ラッパーのティエラ・ワックをフィーチャーしたAppleの2020年ホリデーコマーシャルをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=w5ftzLkhw3Y
まあ、そうだよね?
軽々しく言うつもりはありませんが、マイクロソフトの2020年ホリデーCMは、私がこれまでに見たテクノロジー企業のCMの中で最高のものです。他のCMについては、サムスンの新しいホリデーCMは典型的な退屈な広告代理店の仕事で、最近公開されたAppleのCMは一体何だったのか思い出せませんでした。それだけ記憶に残るCMだということです。私は犬派より猫派ですが、それでもマイクロソフトの2020年ホリデーCMはきっと何年も忘れられないでしょう。