OS X El Capitanの締めくくりとして、Appleのクレイグ・フェデリギ氏はSiriについて語ります。Appleは長年にわたりGoogleなどの取り組みに遅れをとっていると批判されてきたこのデジタルアシスタントに対し、数々の改良に取り組んできました。
イベント前の噂通り、iOS 9ではSiriが「Proactive」機能によりさらに賢くなり、デバイスの状況認識能力が向上します。これにより、Siriはユーザーの位置情報、時刻などに基づいて、より賢く質問に答えられるようになります。
例えば、「昨年8月にユタ州で撮った写真を見せて」と言うと、ユタ州でジオタグが付けられたすべての写真が表示されます。Siriはあなたが車に乗っていることを認識しているので、「車に乗ったら屋根からコーヒーを取ってくるのをリマインドして」とも使えます。
その他の例:
- Siri はあなたが特定の時間に何をしたいかを知っているので、ヘッドフォンを接続すると音楽の再生を開始したり、車に乗ったときにオーディオブックの再生キューを設定したりできます。
- カレンダーでは、Google Now と同様に、交通状況に基づいてリマインダーを残す時間を提供できるようになりました。
- メールは、メールをスキャンして電話番号を検索し、不明な番号の発信者 ID 情報を提案できるようになりました。
全体的に見ると、Siri はより賢くなり、iOS 9 で強化された Spotlight 機能の良い相棒となるようです。
