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アップルの主席顧問がAndroid戦争の「元帥」に

アップルの主席顧問がAndroid戦争の「元帥」に

もしAppleのAndroidをめぐる「熱核戦争」にリーダーがいるとしたら、それはカリフォルニア州クパチーノに本社を置くiPhoneメーカーの主任訴訟弁護士、ノリーン・クラール氏だろう。実際、ブルームバーグのクラール氏紹介記事では、彼女をAppleの法務「元帥」と評している。

「クラール氏はAppleの主任訴訟顧問として、世界中の法廷でよく見かける存在となっている」とブルームバーグは報じている。AppleがSamsungを相手に10億5000万ドルの特許侵害訴訟で勝訴する(現在控訴中)前から、クラール氏は法務チームの若手メンバーの尽力に感謝の意を表していた…

サン・マイクロシステムズ出身のクラール氏は、2010年3月にアップルに入社すると、たちまち仕事に精を出した。ブルームバーグによると、CEOのスティーブ・ジョブズ氏はHTCとAndroidに激怒し、伝記作家のウォルター・アイザックソン氏に、タッチスクリーンはiPhoneの「パクリ」だと語っていたという。クラール氏がアップルに入社して間もなく、アップルはAndroidとの戦争に最初の弾丸を放った。HTCを相手に特許侵害訴訟を起こしたのだ。

それ以来、クラール氏とアップルの法務顧問ブルース・シーウェル氏は、競合他社に対して「数十件」の特許侵害訴訟を起こしたとブルームバーグは報じている。ある報道によると、アップルはモバイル関連の特許訴訟の60%に関与しているという。

アップルとサムスンは12月6日に法廷に戻り、韓国企業の問題となっている機器を米国で販売禁止にすべきかどうかを争う予定だ。

Milawo
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