予想通り、新たな調整機能が次々と登場し始めています。最新の調整機能「HiddenSettings7」は、Appleの隠された内部設定メニュー「SpringBoard」へのアクセスを可能にします。デバイスのSpringBoardの外観と操作感を細かく調整するための豊富な設定項目を含むこのメニューには、コントロールセンターにあるショートカットからアクセスできます。
HiddenSettings7 の概要を動画でご紹介しましたので、ぜひご覧ください。動画では、この調整機能の入手方法や、豊富な新しい設定へのアクセス方法などをご紹介しています。
これらの設定を見た時、最初に頭に浮かんだのはSpringtomize 2でした。これは、Filippo Bigarella氏による、iPhoneの様々な側面を変更できる、とてつもなく奥深い脱獄ツールです。このツールも奥深いのですが、これらの内部設定に見られるような、細部までこだわった設定に比べると、見劣りする部分があると言わざるを得ません。
注: HiddenSettings7をはじめとする多くの設定はA7デバイスでは動作しませんのでご注意ください。例として、私はiPod touch第5世代でテストしました。
率直に言って、これらの設定は一般消費者向けに公開されることを意図したものではありません。iOSの見た目や操作感を完璧主義的なレベルで微妙に変更するための奥深いツールです。実際、自分が何に取り組んでいるのかを本当に理解していない限り、これらの設定をあまりいじくり回すよりも、FilippoがSpringtomizeをiOS 7向けにアップデートするのを待つ方が賢明でしょう。それほどまでに、コントロールは執拗で細かいのです。
メイン設定ページには、次のセクションがあります。
- 音量
- テストレシピ
- 視差
- フォルダ
- アイコンアニメーション
- コントロールセンター
- ロック画面
- アプリスライダー
- カーディスプレイ
- ロック画面テストプラグイン
- 画面フェードアニメーション
- 警告項目
- 通知センター
- 読みやすさ
- 壁紙
- アイコンの適応色
- 画面の暗さを防ぐ
- アニメーションのオーバーライド
- デフォルトに戻す
前述のパネルのほぼすべてには、微調整可能な設定項目が山ほど並んだ専用ページが用意されています。例えば、パララックスには4つの独立したセクションがあり、それぞれに12以上の異なる設定項目が用意されています。設定ラベルの中には分かりやすいものもありますが、訓練を受けていない人には非常に分かりにくいものも多いでしょう。
それでも、通知センターのフリクションやアプリスライダーの減衰をどうしても抑えたいなら、どうぞご自由に。HiddenSettings7はCydiaのBigBossリポジトリにあり、無料で入手できます。これらの設定をCydiaパッケージのダウンロードだけで誰でも簡単に利用できるようにしてくれた開発者devBugに感謝します。
HiddenSettings7をインストールした後は、起動時に設定が必要なオプションや設定はありません。画面下部から上にスワイプしてコントロールセンターを呼び出し、AirDropとAirPlayの設定のすぐ下にあるSpringBoard設定ボタンをタップしてください。特別な設定メニューに入ったら、右上隅の「完了」ボタンをタップして終了してください。この隠し設定メニューでは、コントロールセンター、ホームボタン、その他の機能が無効になります。
近日中に、内部メニューの主要なセクションをいくつか詳しく解説する予定です。それまでは、メニュー下部にある「デフォルトに戻す」ボタンを手元に置いておいてください。ある程度設定をいじった後には、このボタンが必要になるでしょう。これらの設定に関するご意見やご感想を、ぜひ下のコメント欄にお寄せください。