iPadOS 16.4 と macOS Ventura 13.3 をインストールした後、iPad と Mac でユニバーサル コントロールやその他の継続性機能が動作しないという問題が発生していますか?

- 何が起こっているのでしょうか?ユニバーサルコントロールやハンドオフなど、iPhone や Mac のさまざまな継続機能に問題があると報告されています。
- なぜ気にする必要があるのでしょうか?このバグの影響を受けると、ユニバーサルコントロールやその他の継続機能を使用してデバイス間をシームレスに移動できなくなります。
- どうすればいいでしょうか?もしあなたの生活が継続機能に依存しているなら、Appleがこの問題を解決するまでiPadOS 16.4とmacOS 13.3のインストールは避けてください。
影響を受けたユーザーの一部は、Reddit、Apple のサポートコミュニティ、その他のオンラインフォーラムで自らの体験を報告しています。
アップデートをインストールした後、ユニバーサルコントロールやユニバーサルクリップボードなど、様々な連係機能が利用できないという問題が発生しています。前者は、1台のマウスまたはトラックパッドを使って複数のMacやiPadを操作する機能で、後者はデバイス間で簡単にコピー&ペーストできる機能です。
一方のデバイスでアプリの作業を開始し、もう一方のデバイスで作業を続行できる Handoff など、その他の継続性機能も悪影響を受けます。
MacRumorsによると、オンラインレポートによると、今回のアップデートで悪影響を受ける主なContinuity機能はUniversal Controlだという。IntelベースMacとApple Silicon Macの両方で、Mac側でこれらの問題が発生している。
macOS 13.3 にアップグレードしたら、Universal Control が使えなくなったという人は他にもいるでしょうか? 自分がどれほどこれに頼っているか、今日改めて実感しました。
— ポール・フレデリクセン (@iamdesertpaul) 2023 年 3 月 29 日
試すことができる解決策
デバイスの再起動、macOSの再インストール、ネットワーク設定のリセットといった一般的なトラブルシューティング手順では、これらの問題は解決しないようです。しかしながら、Macをセーフモードで再起動してから通常モードで起動すると、ユニバーサルコントロールの問題が解決したという報告もあります。
また、デバイスで Wi-Fi と Bluetooth のオフとオンを切り替えたり、macOS のファイアウォール設定に UniversalControl.app を追加したり、「システム設定」→「一般」→「共有」で Bluetooth 共有がオンになっているかどうかを確認したりしてみてください。
他に提案されている修正方法としては、macOS の「システム設定 → ディスプレイ → 詳細」、 iPadOS の「設定 → 一般 → AirPlay と Handoff → カーソルとキーボード」でユニバーサルコントロールのチェックボックスを切り替える、両方のデバイスで iCloud アカウントからサインアウトして再度ログインする、 macOS の「システム設定 → Touch ID とパスワード」で「Apple Watch を使用してアプリと Mac のロックを解除する」または「Apple Watch で Mac のロックを解除できるようにする」のチェックボックスをオフにして、再起動後にチェックを入れる、などがあります。
連係機能とは、Appleデバイスを連携させる様々な機能の総称です。連係機能を使用するには、デバイスがBluetoothの範囲内にあり、Wi-Fiがオンになっており、同じiCloudアカウントにサインインしている必要があります。連係機能の使い方については、Appleのサポートドキュメントをご覧ください。
iOS 16.4.1は、暫定アップデートとして近日中にリリースされる予定
最新アップデートをインストールした後にユーザーが経験した問題はこれだけではありません。標準の天気アプリにも問題が発生しており、iOS 16.4では保存したWi-Fiパスワードを再入力しなければならないと訴えるユーザーもいます。
Appleはこれらの問題を修正するための暫定アップデートであるiOS 16.4.1を開発中との噂がありますが、このアップデートで連係バグが修正されるかどうかは不明です。Appleはまた、ニュースアプリに新しいスポーツタブを追加したり、Siriの音声コマンドで画面録画を開始・停止したりするなどのマイナーアップデートを含むiOS 16.5のテストも行っています。