Appleは本日、韓国のiPhoneユーザーがついに内蔵の「探す」アプリを使って自分のデバイス、アイテム、友人を追跡できるようになったと発表した。

この発表では、アップルのサービス製品担当シニアディレクターのデビッド・ドーン氏の言葉を引用し、クラウドソースの「探す」ネットワークが提供する主要な機能を強調している。
他の地域のiPhoneユーザーと同様に、韓国のAppleのお客様は設定画面のトグルを切り替えることで、デバイスを「探す」ネットワークに追加できるようになりました。「探す」ネットワークに追加されたすべてのデバイスとアクセサリ(対応する電動自転車や個人用アイテムトラッカーなど)は簡単に追跡でき、地図上で位置を正確に表示できます。
紛失モードでは、デバイスに所有者のカスタムメッセージと連絡先情報が表示されます。AirTagsなどの画面のないデバイスをiPhoneの上部にタップすると、所有者のカスタムメッセージを表示する特別なウェブページへのリンクを含む通知が表示されます。
セキュリティ上の理由から、紛失マークが付けられたAppleデバイスはリモートでデータを消去できます。また、AirPodsケースのようなスピーカー内蔵デバイスは、リモートでビープ音を鳴らすことができます。「探す」をオンにすると、アクティベーションロックが自動的に有効になります。アクティベーションロックは、所有者のAppleアカウントのパスワードがないとデバイスがセットアップされないようにするセキュリティ機能です。
「探す」アプリは、iPhone、iPad、Mac、Windows PC、そしてウェブ(icloud.com/find)でご利用いただけます。Apple Watchでは、「デバイスを探す」「アイテムを探す」「人を探す」アプリがそれぞれ提供されており、Appleデバイス、AirTagなどの個人用アイテムトラッカー、そして友人や家族の位置情報を追跡できます。
iPhone 14 以降では、「探す」アプリは携帯電話サービスや Wi-Fi が利用できないエリアでも衛星経由でユーザーの位置を報告することができます。
「探す」の仕組み
Bluetoothテクノロジーを活用し、「探す」ネットワークに参加するすべてのiOSデバイスは、AirTagなどの身の回り品トラッカーなどの近くのデバイスのBluetooth信号を受信して、匿名かつ暗号化された位置情報をネットワークに報告します。これにより、AirTagがBluetoothのみでGPSを搭載していない場合でも、位置を正確に特定できます。iPhone 15以降などの超広帯域ネットワークを搭載したデバイスでは、「探す」は「精密検索」と呼ばれる機能をサポートしており、紛失した物や探している人のすぐ近くまで案内してくれます。