上の画像は、またしても 派手なiWatchのコンセプトモデルに見えるかもしれませんが、実は違います。Kairosと呼ばれるこのスマートウォッチは、実在するものです。まだ店頭には並んでいませんが、メーカーは予約受付を開始しており、12月までに出荷を開始する予定です。
世界初の機械式スマートウォッチハイブリッドと謳われるKairosは、これまでのウェアラブルデバイスとは一線を画す存在です。本物の自動巻きムーブメントと透明なOLEDディスプレイを搭載し、テクノロジーとファッション性を融合させた時計です。
機能面では、Kairosはスマートウォッチに求められるほぼすべての機能を備えています。着信からFacebookメッセージまで、あらゆる通知を表示できるほか、フィットネストラッカーやリモコンなどとしても機能します。
同社は、バッテリー寿命は5～7日間、機械式ムーブメントの駆動時間は42時間と謳っています。対応デバイスについては具体的には言及されていませんが、Androidスマートフォンと[iOS 7以降]のiOSスマートフォンの両方で動作すると推測できます。
また、Kairosによると、上記の画像は「あくまでも視覚化目的」とのことで、最終製品は全く 異なる外観になる可能性があるとのことです。この時計の実用バージョンを世に送り出すのは、言うほど簡単ではないことが分かります。
生産開始となった場合、Kairosの小売価格はモデルによって1,200ドルから2,200ドルの範囲となる見込みです。来月中に予約注文された方には大幅な割引が適用され、エントリーモデルは500ドルまで値下げされます。
もちろん、この時計の出荷開始が12月まで遅れることを考えると、これは難しい決断です。それまでの間、特にAppleが長らく噂されていた「iWatch」スマートウォッチをこの秋に発表すると予想されていることを考えると、多くのことが起こる可能性があります。
それで、カイロスについての第一印象はどうですか?
[ザ・ヴァージ]
