中国ブランド研究センターが実施した最新の消費者調査によると、最大のライバルであるサムスンを追い越し、アップルは認知度と忠誠度の両方で正式に中国第1位のモバイルブランドとなった。
同調査会社の2014年中国ブランド力指数は、2013年8月から2014年1月にかけて、30都市の15歳から60歳までの中国人1万3500人を対象に調査した。
CNETによると、サムスンが顧客満足度や忠誠心よりも市場シェアを重視したことが、2012年以来中国で維持してきたトップの座から転落する一因となったという。
同研究センターは「企業が消費者の懸念を無視して市場シェアに過度に重点を置くと、ブランド管理に問題が生じるだろう」と指摘した。
サムスンは2013年から24.6ポイント増加して566.6ポイントとなったものの、アップルの首位奪還を阻止することはできなかった。iPhoneメーカーのアップルはモバイルランキングで568.5ポイントを獲得した。
韓国の水原に本社を置くこの複合企業は、カラーテレビとモニターの分野では依然として中国でトップのブランドであり、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ノートパソコンは第3位にランクされている。
アップルは最新の収益報告で、今後2年以内に人口14億人の国に25の新しい小売店をオープンする計画を明らかにした。
[CNET]