アップルカナダは月曜日、同社の専用データ収集車両が今夏からカナダ国内の調査を開始すると発表した。
プレスリリースでは、Apple が地元紙に掲載した通知を引用し、カナダ国民に取り組みの範囲を伝え、プライバシーが侵害されないことを保証しているとしている。
5月から夏の間、Appleマップはカナダ全土を巡回します。道路の詳細、標識、ランドマークなどを収集し、マップの精度と利便性を最大限に高めます。収集された情報は、カリフォルニア州クパティーノのチームによって処理されます。
Appleは今後のマップアップデートでこのデータを公開する予定です。
米国やその他の地域で実施されている同様の取り組みが示唆するものであれば、このファーストパーティデータは、ランドマーク、標識、植生、道路の詳細などの詳細を強化するために使用されることになります。
詳細については、Apple Maps Image Collection の Web サイトをご覧ください。
車両は2019年5月から11月まで以下の地域を調査します。
- アルバータ州
- ブリティッシュコロンビア州
- マニトバ州
- ニューブランズウィック
- ニューファンドランド・ラブラドール州
- ノバスコシア州
- オンタリオ
- プリンスエドワード島
- ケベック
- サスカチュワン州
プレスリリースにはこの一文が含まれています。
私たちは常にお客様のプライバシーを念頭に置いており、現地の規制当局と緊密に連携して、すべての法律と規制を遵守しています。すべての車両にAppleマップが表示されているため、いつでも私たちの車両だと分かります。プライバシーはAppleの基本原則であり、私たちはあらゆる活動にプライバシーを組み込んでいることを誇りに思っています。
「プライバシーはAppleの基本理念であり、あらゆる活動にそれを組み込んでいることを誇りに思います」とは、Appleが他のテクノロジー企業とは一線を画すほどユーザーのプライバシーを保護していることを改めて示す言葉です。今朝、英国の新聞が、シリコンレベルから始まるAppleのプライバシー保護への取り組みの徹底的な範囲について詳細に報じました。
「プライバシーへの配慮はプロセスの始まりであり、終わりではありません」と、ソフトウェア部門責任者のクレイグ・フェデリギ氏は述べている。「製品開発について話し合う際、最初に出てくる質問の一つは、『顧客データをどのように管理するのか』です。」