
スティーブン・キングの人気小説『ライジーの物語』が、近々開始されるApple TV+ストリーミングサービス限定のまったく新しいテレビ番組として制作される。
オスカー受賞女優ジュリアン・ムーア主演の全8話構成のシリーズは、J・J・エイブラムス率いるバッド・ロボット・プロダクションズが制作する。撮影はまだ開始されておらず、今秋開始予定のApple TV+ストリーミングサービスでの配信開始時期も不明だ。
ハリウッド・レポーター紙によると、アップルとの契約は複数のメディアによる入札合戦の末に成立したという。
ムーア、キング、エイブラムス、そして『バッド・ロボット』のベン・スティーブンソンが全員製作総指揮を務めるこのシリーズは、リジー(ムーア)の夫の死から2年後を描く、非常に個人的なスリラーであるとされている。
実際のところ、サイモン&シュスターはこの小説を次のように評しています。
ライジーは2年前、25年間の深い、時に恐ろしいほどの親密さを育んだ結婚生活の末、夫スコットを亡くしました。スコットは受賞歴のあるベストセラー小説家であり、非常に複雑な人物でした。結婚前の交際初期から、ライジーはスコットが行き着く場所があることに気づきました。そこは彼を恐怖と癒しの両方を与え、彼を生きたまま食い尽くすこともあれば、生きるために必要なアイデアを与えることもありました。
今度はリジーがスコットの悪魔に立ち向かい、ブーヤ・ムーンと呼ばれる恐ろしい場所へと向かう番だ。著名な夫の書類を整理しようとした未亡人の試みは、夫が潜んでいた闇へと続く、命がけの旅へと発展していく。
テレビ版の脚本では、リジーが「抑圧し忘れていた夫に関する驚くべき現実」に直面し始める一連の出来事が描かれると伝えられている。
限定シリーズの全8エピソードはキング自身が脚本を担当する。
2006 年に発表された心理ホラーとロマンスの小説により、このホラー界の巨匠は 2007 年の世界幻想文学大賞にノミネートされました。