Appleは本日、iOS開発者向けに、収益増加につながる新たな広告フォーマットを導入したことを発表しました。開発者はiAdを通じて、アプリにプレロール動画やフルスクリーン広告を追加できるようになりました。
このニュースは、3月に報じられた、アプリ内で広告がユーザーの邪魔になる可能性があるという報道を裏付けるものとなりました。しかし、実際には、レベルクリア時など、ゲームの遷移時に広告が流れる可能性が高いようです。
インタースティシャル広告は目立つ位置に表示されるため、App Storeアプリでよく見られるバナー型のiAdよりも費用が高くなる傾向があります。プレロール動画スポットも広告料金が高く、15秒、30秒、または60秒のブロックで表示されます。
上記の変更に加え、Appleは本日午後、iAdの提供地域をロシアとスイスに拡大したことを発表しました。これにより、同社のiAdネットワークのカバー地域は合計16地域となります。
Appleは2010年のiAdプラットフォーム立ち上げ以来、当初の高価格設定やその他の問題により、普及に苦戦してきました。最近のAdAgeのスクープ記事では、この失敗の原因はAppleの「低レベルで傲慢、そして実にケチな」アプローチにあると指摘されています。
[Apple、AppleInsider経由]