ロイター通信は本日午後、iWatchに関する新たな報道を発表しました。プロジェクトに詳しい情報筋の話として、長らく噂されてきたAppleのスマートウォッチは、 台湾のQuanta Computer Incで来月量産開始となり、10月に発売される見込みだと報じています。
このレポートでは、いわゆるiWatchに関する詳細もいくつか紹介されている。そのほとんどはこれまで噂されていたものだが、このデバイスには2.5インチのディスプレイとワイヤレス充電機能が搭載され、ユーザーの脈拍を監視できるセンサーが内蔵されるとのこと…
ロイターのマイケル・ゴールド記者による記事は以下の通り。
情報筋の1人によると、Appleは対角2.5インチでやや長方形のディスプレイを搭載したスマートウォッチを発表する予定だ。情報筋によると、文字盤はバンドからわずかに突き出てアーチ型になり、タッチインターフェースとワイヤレス充電機能も搭載されるという。
情報筋によると、Appleは発売後1年間で5000万台の出荷を見込んでいるという。ただし、こうした初期の見積もりは変更される可能性がある。情報筋によると、Apple Watchは現在、主力製造メーカーとなるQuantaで試作段階にあり、最終組み立ての少なくとも70%を担うという。
この腕時計の登場は広く期待されているものの、量産開始時期やクアンタの関与範囲はこれまで不明だった。関係者と事情に詳しい別の関係者によると、量産は7月に開始され、早ければ10月にも発売されるという。
ゴールド氏のレポートに記載されている詳細のいくつかは、これまでの情報と一致するものの、説明には若干の違いがあります。デバイスが丸型や湾曲型になるのか、あるいはそもそも腕時計のような外観になるのかは不明です。ナイキのFuelBandに似た形状になるのではないかと推測する人もいます。
ロイターの報道では、脈拍センサーが唯一の内蔵センサーとして挙げられているのも興味深い点です。Apple Watchには、様々な健康・フィットネスデータを記録するための複数のセンサーが搭載されると聞いているからです。Appleは過去2年間、様々なフィットネスおよび医療分野の専門家を採用してきました。
細かい点はさておき、Appleがウェアラブル端末の開発に取り組んでおり、10月頃に発売する予定であることは間違いないようです。また、大型ディスプレイを搭載した新型スマートフォン2機種、iPad Airとminiタブレットの刷新、そして新型Apple TVの開発にも取り組んでいると言われています。