ティム・クックCEOは本日、鄭州にあるフォックスコンのiPhone製造工場を訪問した。今回の中国訪問では、数ある訪問先の一つとなるだろう。クックCEOは「鄭州でiPhone 6の製造に携わる張帆さんのような才能ある方々にお会いできて光栄です」と写真を添えてツイートした。
クック氏は長年にわたりアップルのオペレーション責任者を務め、また同社が最近公正労働協会(FLA)のガイドライン遵守に注力していることから、多くのアジアのサプライヤー工場ではお馴染みの顔となっている。実際、彼は2012年春にも鄭州工場を訪問している。
ロイター通信は水曜日、クックCEOが北京で中国の馬凱副首相と会談し、中国を起点としたiCloudへの最近の標的型攻撃について協議するため、中国に向かうと報じた。中国政府がこれらの攻撃を支援していた可能性が指摘されている。
クック氏が中国を訪れているのは、Appleのサプライチェーンが円滑に機能しているかを自ら確認するためかもしれません。Appleは先月、新型iPhoneやiPadを含む複数の新製品を発表し、ホリデーショッピングシーズンの到来も間近に迫っています。