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ジェイク・ジェームズが開発者向けにルートレスSSHベースのiOS 12脱獄ツール「rootlessJB 3.0」をリリース

ジェイク・ジェームズが開発者向けにルートレスSSHベースのiOS 12脱獄ツール「rootlessJB 3.0」をリリース

才能あるハッカーでありソフトウェア開発者でもあるジェイク・ジェームズ氏は、今週末、iOS 12.0〜12.1.2 を実行する A9、A10、A11 デバイス向けの開発者向けのルートレス ジェイルブレイク ツールである rootlessJB 3.0 をリリースし、ジェイルブレイク コミュニティを驚かせました。

James 氏は土曜日に Twitter で rootlessJB 3.0 のリリースを発表し、おそらく予想通りフォロワーの間でかなりの注目を集めました。

これはElectraやunc0verのような標準的な脱獄ツールとは異なり、再マウントを必要とせず、CydiaやSileoといった一般的なパッケージマネージャーをインストールしたりサポートしたりもしません。その代わりに、デバイスの操作はSSH、つまりネットワーク接続を介してデバイスのファイルシステムにリモートアクセスする手段に依存します。

James氏のツイートによると、rootlessJB 3.0は初期リリースでは脱獄用の調整やコードインジェクションをサポートしていないようですが、今後のバージョンで変更される可能性があります。James氏は別のツイートで、サポートが正式に追加された際には、調整にはコード署名パッチやトラストキャッシングは不要で、代わりに証明書で署名できると主張しています。

本稿執筆時点では、A7、A8、A12デバイスはrootlessJB 3.0ではサポートされていません。James氏がA12関連の不具合を修正しているため、A12のサポートは将来のバージョンで提供される予定です。一方、A7およびA8デバイスは、互換性のあるエクスプロイトがリリースされない限りサポートされません。

誤解のないように言うと、rootlessJB 3.0 はすべての人を対象にしたものではないため、開発者でない限りは避けて、iOS 12 用の標準の脱獄ツールがリリースされるまで待つほうがよいでしょう。とはいえ、最近は才能ある個人が iOS 中心のエクスプロイトを使ってどのようなことができるのかを見るのは、やはり興味深いものです。

rootlessJB 3.0プロジェクトにご興味をお持ちの方は、Jake JamesのGitHubリポジトリをご覧ください。また、TwitterでJake Jamesをフォローして、プロジェクトに関する最新情報を定期的に受け取ることもできます。

Milawo
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