Apple は、ユーザーの天井のビューを仮想の空環境に置き換える Vision Pro ソフトウェアの機能を無効化または完全に削除したようです。
AppleのウェブサイトにあるVision Proのページでは、「天井を魔法のように澄み切った青空に置き換える」機能についての説明は削除されました。代わりに、「Cinema Environmentを使えば、部屋をパーソナルな映画館に変えることができる」とだけ記載されています。
この機能削除の理由はすぐには分かりません。Vision Proの発売まで残り3週間を切ったため、AppleはOpen Sky VR機能がまだ本格的な利用には適していないと判断したのでしょう。この機能が完全に削除されたのか、それとも将来のVisionOSアップデートで復活するために延期されたのかは、現時点では分かりません。
AppleがバーチャルスカイVision Pro機能を削除
X（旧Twitter）のアカウント@M1Astraは、AppleがVision Proの公式紹介ビデオをYouTubeと自社のWebサイトに再アップロードしたことを発見した。
同社は正当な理由がない限り、製品動画を再アップロードすることはありません。@M1Astraによると、ユーザーの天井を仮想の空に置き換える様子を紹介する部分は、編集版の動画から削除されているとのことです。
編集されたビデオにはこのシーンがどこにも見当たらないことがわかります。
以前の動画では、ユーザーがベッドに横たわりながらAppleのヘッドセットを装着している様子が映し出されていました。ある場面で、ユーザーが見上げると、天井の景色の代わりに仮想の空が映し出されていました。
Vision Proの待ち時間はもうすぐ終わります
Appleは今週金曜日より、3500ドルのAR/VRヘッドセットの予約注文を開始します。Vision Proは2月2日より米国のApple Storeおよびオンラインストアで販売開始され、2024年後半には他の国でも販売が拡大される予定です。
オンラインで購入する人は、Apple Storeアプリを使って顔をスキャンし、ライトシールやヘッドバンドなどのVision Proアクセサリの適切なサイズを決定します。Vision ProはApple Storeでも販売されますが、購入希望者は店頭で長時間にわたる説明とデモンストレーションを受ける必要があります。
