Appleが次期スマートフォンに新しいインセルディスプレイパネルを採用するという噂が広まっています。この技術により画面が薄型化し、端末本体も大幅にスリム化されるとされています。
しかし、この技術は次世代iPhoneの供給不足を引き起こす可能性がある。新たなレポートによると、インセルスクリーンはメーカーにとって「予期せぬ課題」を引き起こしているという。
BGR は DigiTimes のレポートを次のように伝えています。
「2012年第3四半期の新型iPhoneの出荷台数は、インセルパネル生産の歩留まりが低いため、以前の予測の2,000万台よりも1,500万台を下回る可能性が高い。」
インセル生産の困難が次世代iPhoneの供給不足を引き起こす可能性があると、以前から報じられてきました。また、DigiTimesは、新しいドックコネクタにも問題があると報じています。
「最新の噂によると、Appleは新型iPhoneの底部のコネクタを再設計し、フォックスコン・インターナショナル・ホールディングス（FIH）での新コネクタの歩留まりは、主要材料の供給不足もあって低いとのことだ。」
複雑な技術が原因でAppleの新製品が供給不足になるという噂は、今回が初めてではありません。AppleはRetinaディスプレイの問題により、第3世代iPadの供給不足を予想していましたが、出荷遅延が1～2週間を超えることはありませんでした。
噂はさておき、Appleの次期スマートフォンは同社史上、ダントツで最も人気のある機種になると予想されています。供給不足の有無に関わらず、発売週末以降は入手困難になると思われます。
