Google I/O 2016で発表された、検索大手のAmazon EchoのライバルであるGoogle Homeは、基本的に同社の35ドルのChromecast HDMIドングルの「ドレスアップ」バージョンであると、The Informationが公開した有料記事で主張している。
Google の次期デバイスが Android を搭載していないというのは少し奇妙だ (Chromecast で使用されているのと同じ Linux ベースの OS を搭載している)。ただし、Google は次期バージョンの Home に Android を使用することを検討していると報じられている。
「HomeのARMベースのマイクロプロセッサやWi-Fiチップなどの内部構造はChromecastのものと同じになる」とThe Informationは、計画を直接知る人物を引用して書いている。
実際、ビデオストリーミングデバイスであるChromecastの開発チームを率いたGoogleのマリオ・ケイロス氏が、Home開発のリーダーに任命されている。
「言い換えれば、Homeは本質的にはマイク、スピーカー、LEDライト付きのプラスチック製の上部、布製または金属製の底部がChromecastを包むものになる」と記事には書かれている。
「OK Google」のホットワードに反応するHomeは、同社の新しいAIヘルパーであるGoogleアシスタントを使用し、自然言語処理、音声認識、人工知能における10年にわたるイノベーションを基盤としています。
会話形式で、曲の再生、オーブンのタイマー設定、フライトの確認、照明の点灯、日常のタスク管理、Google検索など、様々な操作をHomeに頼むことができます。アクセサリには、様々な色や素材でカスタマイズ可能なベースが付属しています。
Homeは今年後半に発売される予定だが、価格は未定。
出典:The Information