数週間前、Chronic Dev Teamのデスクトップツール「Crash Reporter」についてご紹介しました。脱獄ユーザーは、このパッケージをダウンロードしてインストールすることで、iTunesからChronic Dev TeamのハッカーにiOSのクラッシュレポートをリダイレクトできます。このレポートは、エクスプロイトの発見や脱獄研究の発展に活用されます。
iOSデバイスからChronic開発チームにクラッシュレポートを自動送信する新しいCydiaの調整ツールが登場しました。CDevReporterは無料で入手でき、ジェイルブレイク済みのiOSデバイスであればどれでもインストール可能です。
Luke Young氏が開発したCDevReporterは、iOSのバックグラウンドデーモンとして動作し、クラッシュレポートをChronic Dev Teamのプライベートサーバーに送信します。この調整機能は、新しいクラッシュレポートが作成されるまでスリープ状態になり、バッテリーを消耗させないほどスマートです。BigBossリポジトリから、すべてのジェイルブレイク済みiOSデバイスで利用可能です。
デスクトップツールからChronic開発チームへは既に1,000万件以上のクラッシュレポートが送信されており、CDevReporterがさらに多くのクラッシュレポートの送信に貢献してくれることを期待しています。CDevReporterをインストールしたら、何もする必要はありません。設定アプリで有効にするだけです。デーモンに任せれば、iOS 5向けの将来の脱獄開発に貢献しているという安心感が得られます。
[画像: コック・ヒアン]