Apple TVが正常に起動しない場合、または開発者の方でtvOSベータ版をインストールしたい場合は、まずセットトップボックスをリカバリ（DFU）モードにする必要があります。iPhone、iPod touch、iPadデバイスと同様に、DFUモードにすると、不具合のあるApple TVがデスクトップ版iTunesで検出され、工場出荷時の設定に復元したり、以前のバージョンのソフトウェアにダウングレードしたり、ベータ版ファームウェアをサイドロードしたりできるようになります。
Apple TVをDFUモードにする方法は、他のiOSデバイスとは異なります。この記事では、Apple TVが動作不良を起こした場合に工場出荷時の設定に復元できるよう、リカバリモードにする方法を説明します。
Apple TVリカバリモードに必要なもの
Apple TV をリカバリモードにするには、次のものが必要です。
- Apple TV
- MacまたはWindows PC
- コンピュータにインストールされている最新バージョンのiTunes
- USB-CまたはMicro-USBケーブル
Apple TV には USB-C ケーブルも Micro-USB ケーブルも同梱されていないため、このチュートリアルの手順に進む前に、ケーブルが手元にあることを確認してください。
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Apple TV をケーブルでコンピュータに接続しても iTunes がデバイスを認識しない場合は、リカバリモードにします。
1) Apple TVがUSB-Cケーブル（第4世代モデル）またはMicro-USBケーブル（旧モデル）でMacまたはWindows PCに接続されていることを確認してください。セットトップボックスをHDMIケーブルでテレビに接続する必要はありません。
2) Siri Remote のメニューボタンとホームボタン (第 4 世代モデル)、またはメニューボタンと下ボタン (旧モデル) を、ボックスのインジケーター ライトが高速点滅し始めるまで 6 秒間押し続けて、デバイスをリセットします。
ボタンを放してデバイスを再起動します。
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3)デバイスが再起動したらすぐに (画面が空白になります)、Apple ロゴが表示される前に、リカバリ モードの Apple TV が検出されたというメッセージが iTunes に表示されるまで、メニューボタンと再生/一時停止 ボタンを同時に押し続けます。
Apple TV に、デバイスと iTunes アイコンに向かって伸びるケーブルを示す画面が表示され、リカバリモードであることを示します。
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リカバリモードでApple TVを工場出荷時の設定に戻す
デバイスを工場出荷時の設定に戻すには、 iTunesの「Apple TVを復元」ボタンを押してください。これにより、設定やアプリを含むデバイス上のすべてのデータが消去され、最新バージョンのtvOSオペレーティングシステムがダウンロードされてインストールされます。
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リカバリモードでApple TVファームウェアをサイドローディングする
Apple TVにベータ版ファームウェアをサイドロードする場合、または古いファームウェアをインストールする場合は、まずiTunesのソースリストでApple TVを選択します。次に、Optionキー（⌥）を押しながら「Apple TVを復元」ボタンをクリックします。
ファイル選択ダイアログが表示されます。ファームウェアイメージファイルを選択し、「開く」をクリックしてインストールを開始します。新しいファームウェアのインストールが完了すると、Apple TV が再起動し、アクティベーションを完了するためにネットワーク接続が必要になります。
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